棚卸資産については、よく調査の争点となります。なぜなら、棚卸によって売上原価が確定し、利益が算出されるため、棚卸に漏れがあると、それだけ税額が少なくなるからです。
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中小企業は実地棚卸をないがしろにしがちですが、利益を確定するにも最低年1回は実地棚卸をして商品管理を徹底することです。その際に、廃棄品や売残品の処理をしておくことも大切です。
棚卸資産のチェックポイントは次のとおりです。
① | 棚卸計上漏れはないか |
② | 預け在庫・仕入輸送中の商品の計上漏れはないか |
③ | 棚卸資産の担当者が実施日、手続について答えられるか |
④ | 棚卸資産の単価は届けた評価方法によるものか |
⑤ | 破損品などの評価は適切か |
⑥ | 棚卸原票と経理処理に違いがあるとき説明できるか |
・売上計上
・経営者との金銭貸借
・経営者の家族の給与
・在庫・棚卸資産
・接待交際費
・役員給与・役員退職金
・使途不明金
・売掛金
・仕訳伝票、帳簿類、それらに関係する証拠資料
・決算書
・お金の出入り
費用の目安
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